研究課題/領域番号 |
18K14459
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分39030:園芸科学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
松本 雄一 佐賀大学, 農学部, 講師 (80538265)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | メロン / つる割病 / 種間交雑 / 交雑親和性 / 遺伝資源 / SNP / SSR / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
抵抗性を持つ野生種Cucumis anguriaのF2分離集団の解析で得られた各SNPとSSRマーカーを用いた遺伝子型解析から1225個のSNP遺伝子型データを得た。また,F3系統のつる割病レース1,2y抵抗性表現型から推定したF1,2y遺伝子型と併せて連鎖解析を行った結果、F1,2yはSNP43249と密接に連鎖することが示唆された.メロンと様々なCucumis属野生種との交雑親和性の結果から、C.anguriaに加えC.zambianusも交配親として有望であることを示した。C.anguriaは果実加温を行うことで雑種胚の発達を促進できることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によりメロンの重要病害であるつる割病レース1,2抵抗性品種の育成に向け、抵抗性マーカーの作製に関する知見および種間雑種作出に向けた知見を得ることができ、品種育成という種苗業界において,また生産の安定化など農業・食品産業に向けても意義のある成果を得た。品種の作出などの実用化に向け、本研究により新たに得られた課題も含め今後のさらなる解明が進むことを期待したい。
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