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擬似常染色体領域を用いた新規人工染色体導入マウスの作出と、その繁殖効率の解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K14617
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

吉村 祐貴  鳥取大学, 医学部, 助教 (50771242)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード遺伝子改変動物 / 擬似常染色体領域 / 人工染色体 / 遺伝子改変 / 遺伝子改変マウス / 性染色体 / 疑似常染色体領域 / 染色体転座 / Transchromosomic mouse / Pseudoautosomal Region / 実験動物 / 生殖工学
研究成果の概要

マウス人工染色体(MAC)とは、マウス染色体の遺伝子領域を取り除いて外来遺伝子の導入を可能にしたベクターである。MACを保持するトランスクロモソミック(Tc)マウスが多く作製されているが、雄のTcマウスに由来するMACの子孫伝達率には低いことが報告されており、その詳細は不明なままであった。擬似常染色体領域(PAR)は性染色体の末端に存在し、X-Y染色体間で高い相同性を持っている。異なる性染色体はこのPAR領域を介して対合することができる。雄のTcマウスの子孫伝達率の改善の糸口を見つけるべく、PAR領域が搭載されたマウス人工染色体を新たに構築し、減数分裂におけるその動向の解析を試みた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

人工染色体ベクターは100kbからMb単位に及ぶ遺伝子でさえ搭載することが可能であり、他にはないユニークな特徴を持つ。人工染色体ベクターを用いて、完全ヒト抗体産生マウスなど従来法では作製不可能であったモデル動物が数多く作製されており、疾患の原因解明や創薬開発に貢献している。一方で、Tcマウスの繁殖性には課題があり、より汎用的に利用されるためにはこの課題を克服する必要がある。本研究で得られた成果は、この課題克服に貢献するものである。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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