研究課題/領域番号 |
18K14659
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分43040:生物物理学関連
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研究機関 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究 (2019-2021) 北海道大学 (2018) |
研究代表者 |
石井 宏和 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究, 生命創成探究センター, 助教 (70743409)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 二光子顕微鏡 / 光操作 / ライブイメージング / 神経・グリア回路網 / オータプス / 超解像 / オプトジェネティクス |
研究成果の概要 |
本研究では、多点走査型二光子顕微鏡と二光子励起を用いたオプトジェネティクスの手法により、オータプス初代培養標本における単一神経・グリア回路網の活動伝搬様式を時空間的に可視化解析する新規イメージング手法を構築した。また超解像二光子誘導放出制御(STED)顕微鏡を高度化・応用することで、単一神経・グリア回路網の活動伝搬様式をナノスケールから細胞スケールで階層的に可視化解析することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では培養細胞系ではあるが、神経・グリア回路網の活動変化パターンを包括的に可視化解析できるイメージング手法を確立した。疾病モデルマウスの脳組織やヒトiPS細胞由来の神経細胞・アストロサイトから構築したオータプス初代培養標本に適用することも可能である。将来的には脳機能の解明だけでなく、神経・グリア回路網を標的とした新規阻害剤や薬剤のスクリーニングなどに貢献できる成果であり、社会的意義も大きい。
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