研究課題/領域番号 |
18K14990
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分47060:医療薬学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
横山 雄太 慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 助教 (70725796)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | TDM / hemaPEN / 赤血球/血漿移行定数 / DBS / PK/PD/PGx / 微量血液 / 遺伝子多型解析 / テオフィリン / K濃度 / ヘマトクリット値 / ヘマトクリットHt値 / POCT |
研究成果の概要 |
簡便かつ低侵襲な微量採血によるdried blood spot(DBS)法の活用がTDMおよび遺伝子多型解析の実施において推奨されている。本研究では微量血液を用いるDBS法による薬物濃度測定法および遺伝子多型解析を確立し、DBSカードのK+濃度および赤血球/血漿移行定数を用いる事によるDBS法の全血中濃度から血漿中濃度への換算法の妥当性を明らかとした。今回明らかにしたDBSの全血中濃度から血漿中濃度への換算法の確立は、今後、DBS法を用いたPK/PD/PGxに基づいた有効性および安全性を考慮した個別最適化投与法の構築に繋がる事で薬局・居宅におけるTDM実施に向けても期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
簡便かつ低侵襲な微量採血によるdried blood spot(DBS)カードの活用が血中濃度のモニタリングおよび遺伝子多型解析の実施において推奨されている。本研究により微量血液を用いるDBS法による薬物濃度の測定および遺伝子多型の解析を確立し、DBSカードの薬物濃度から治療に関係する薬物濃度への換算法の妥当性を明らかとした。今後、DBSカードを用いて有効性および安全性を考慮した最適な投与方法の構築に繋がる事で薬局・居宅における血中濃度のモニタリングに向けても期待できる。
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