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精神疾患の分子病態における脂質の役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15063
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分49010:病態医化学関連
研究機関北海道大学 (2021)
浜松医科大学 (2018)

研究代表者

近藤 豪  北海道大学, 医学研究院, 助教 (10712705)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード脂質 / 光遺伝学 / イメージング質量分析 / 統合失調症 / 抗精神病薬 / 精神疾患
研究成果の概要

統合失調症やうつ病などの精神疾患は,大きな社会的損失をもたらす医学的に重要な課題である.しかし,その発症機序の分子メカニズムは未だに解明されておらず,従って十分な治療法も確立していない.本研究課題では,技術的障壁を解決するための脂質光制御技術を開発し,精神疾患における脂質の機能的重要性の解明に取り組んだ.特に治療薬の作用における脂質の寄与に着目することで、従来の遺伝子やタンパク質の研究だけでは説明が不十分であった分子病態について検証した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

統合失調症は世界人口の約1%が罹患する代表的な精神疾患であり,社会的な回復率の低さが今なお問題であるが,その原因は未だ明らかになっておらず従って発症機序に基づいた治療法も存在しない.近年の分析技術の向上により,脂質をはじめとする代謝物の異常が報告されるようになったが,その意義についてはほとんど分かっていない.
本研究では代表者らがこれまで見出した患者死後脳における脂質異常の意義を解明するために,脂質研究に資する新たな研究技術を開発した.これによって疾患における脂質の意義の解明が進み,脂質に着目した創薬基盤形成につながることが期待される.

報告書

(1件)
  • 2021 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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