研究課題/領域番号 |
18K15176
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分49060:ウイルス学関連
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研究機関 | 北海道大学 (2020-2021) 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2018-2019) |
研究代表者 |
日尾野 隆大 北海道大学, 獣医学研究院, 講師 (00775819)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | A型インフルエンザウイルス / 糖鎖 / SARS-CoV-2 / レクチンアレイ / グライコプロテオミクス / ウイルス糖タンパク質 / レクチンマイクロアレイ / グライコフォーム / インフルエンザウイルス / ウイルス学 / 糖鎖生物学 / マンノース型糖鎖 / αGal |
研究成果の概要 |
本研究では、ウイルス感染に伴う宿主細胞における糖鎖の変化の生物学的意義を探索するための技術基盤構築を目指した。具体的にはA型インフルエンザウイルスをモデルに、ウイルス感染細胞および感染細胞から放出されるウイルス粒子に付加する糖鎖の構造をレクチンマイクロアレイを用いて高感度かつ簡便に解析する手法を開発した。さらに開発した手法を応用し、SARS-CoV-2のSタンパク質に付加する糖鎖の構造を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で確立した種々の糖鎖解析手法は、既存の技術と比較して少ないウイルス培養量や精製度の低い検体から糖鎖情報を取得することを可能にした。今後、本技術が広く普及し、さまざまなウイルスにおける糖鎖解析に利用されることによって、ウイルスの生活環や病原性発揮における糖鎖の意義解明が進むことが期待される。また、糖鎖の解析はウイルスベクターやワクチンの開発に生かされることも期待できる。
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