研究課題/領域番号 |
18K15294
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
毛利 浩太 国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, 研究員 (30723697)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | DNA nanotechnology / 核酸ナノ構造体 / DNAアッセンブリ / 抗体 / がん診断 / がん免疫療法 |
研究成果の概要 |
本研究では、がん細胞指向性を有するDNAナノ構造体の開発を目的として、アプタマーを修飾した多足型DNAナノ構造体を構築し、立体構造化がアプタマーの機能に与える影響について検証した。アプタマー修飾DNAナノ構造体はがん細胞特異的に親和性を有しており、アプタマーの修飾数に依存して親和性が増大した。アプタマーの立体構造化が標的との親和性を向上する可能性が示され、多足型DNAナノ構造体を基盤としたがん細胞への抗がん剤送達システムの開発に有用な知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、DNAナノテクノロジーにより構築可能なDNA構造体のがん治療への応用を目的としている。アプタマーを立体構造化したときの基礎的な情報を得られたことに加え、がん細胞との親和性を制御できる可能性が示された。DNA構造体は精密に設計・構築可能であるため、より効果的ながん治療法の開発に繋がることが期待できる。
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