研究課題/領域番号 |
18K15308
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
西山 明宏 金沢大学, がん進展制御研究所, 助教 (80770172)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | NTRK1融合遺伝子 / がん腫横断的 / エヌトレクチニブ / 耐性機序 / NTRK融合遺伝子 / 臓器横断的 / TRK阻害薬 / 高度耐性 / 中等度耐性 / 中枢神経転移 |
研究成果の概要 |
がんゲノム医療の臨床実装に先駆けてがん腫横断的ドライバー遺伝子のNTRK1融合遺伝子に着目した。中枢神経病変の克服は実地臨床における重要課題であり、NTRK1融合遺伝子陽性の大腸がん細胞株を用いてマウス脳転移模倣モデルを作成した。NTRK1融合遺伝子に奏効する分子標的薬の耐性を中枢神経内で誘導し、2種類の耐性機序を同定し、克服方法に関しても同定しつつある。今後は動物実験をはじめ更なる検討を行う。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実地臨床ではNTRK融合遺伝子に奏効するTRK阻害薬エヌトレクチニブが15例で使用されている。本研究の成果がタイムリーに活用される可能性がある。引き続きこの研究に取り組んでいく。
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