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高齢者閉塞性睡眠時無呼吸に対する新規治療法とバイオマーカーの有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K15417
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分52010:内科学一般関連
研究機関大阪大学

研究代表者

本行 一博  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (70817155)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード閉塞性睡眠時無呼吸 / 口腔筋機能療法 / 持続的陽圧換気 / miRNA
研究成果の概要

本研究においては、中等度以上の閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を認め持続的陽圧呼吸(CPAP)の適応があり治療を開始したものの、装用時違和感等からCPAPを離脱した高齢者に対する代替治療として3種類の新規口腔筋機能療法(MFT)を考案してその有効性につき検討を行った。3種類のMFTは上気道開大筋群を鍛え、高齢者が毎日継続して行うことが現実的に可能と考えられる運動を元に作成した。
しかし、CPAPの治療を開始したが離脱した患者(本研究のエントリー基準を満たす患者)が6名にとどまり、うち2名は登録に至ったが、2名とも毎日運動を継続する煩わしさ等から途中で離脱し、検討に値するデータを得られていない。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在中等度以上のOSAに対する治療の第一選択はCPAPであるが、CPAPは特に高齢者においては一般的には装用時違和感等から離脱者が多い、原則として生涯続ける必要がある、心血管予後を改善しないことが示唆されている等の問題点があり、CPAPに代わる治療が模索されてきた。
使用時間帯のみ効果を発揮するCPAPとは異なり、上気道開大筋群を鍛えるMFTは能動的にOSAを改善し、就寝全時間帯での効果が持続することが期待される。
またMFTのOSAに対する効果が一定期間残存する、或いは長期的に心血管リスクを低減する可能性もあり、今後の研究結果次第ではCPAPに代わるOSA治療の第一選択となる可能性も考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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