研究課題/領域番号 |
18K15510
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
長谷川 千秋 金沢大学, 子どものこころの発達研究センター, 協力研究員 (40644034)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 脳磁図 / 母子インタラクション / 読み聞かせ / 脳内ネットワーク / コミュニケーション / ネットワーク / 脳磁図(MEG) / 社会性 |
研究成果の概要 |
絵本読み聞かせ課題中のTD幼児のMEGデータを絵本の読み手が幼児自身の母親条件と他人条件の2条件で比較検討を行った。脳内ネットワークの評価として、グラフ理論を用いた脳部位間の結合性解析を行った。今回の解析では、脳領域を68部位に分け、Node Degreeを脳結合性の指標とした。結果から母親の読み聞かせ条件では、他人の読み聞かせ条件に比べてアルファ及びベータ帯域の脳内ネットワーク結合指数が全脳レベルで上昇していることがわかった。今後の展望では追加のデータ収集を行い、ASD幼児とTD幼児の脳ネットワーク比較を行いたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、読み聞かせ中の幼児の脳機能研究はNIRS(近赤外線スペクトロスコピー)やfMRI(機能的脳磁気共鳴画像)を用いて行われているが、MEGを使用した研究はあまりない。なおかつ本研究はMEGデータ解析にグラフ理論によるネットワーク解析を応用した点に新規性と発展性がある。
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