研究課題/領域番号 |
18K15566
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 京都医療科学大学 (2020-2021) 京都薬科大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
屋木 祐亮 京都医療科学大学, 医療科学部, 助教 (90802207)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 前立腺特異的膜抗原 / PSMA / PET / SPECT / マイクロ波合成 / 標識合成 / 迅速合成 / ラジオセラノスティクス / 前立腺がん / ウレア誘導体 / ユニットカップリング型プローブ / マイクロ波 / 放射線科学 / 分子イメージング / がん治療 / 放射性医薬品 |
研究成果の概要 |
前立腺がんは年々死亡者数が増加している疾患であり、早期発見により根治が期待できることから、核医学分子プローブの開発が行われている。そこで本研究ではRadio-Theranostics(放射性同位元素(RI)を用いた診断と治療の融合)を目的とし、Prostate-specific membrane antigen(PSMA)を標的とした分子プローブの開発を行った。 結果として、マイクロ波を用いた放射性核種Ga-68の新規標識法と前立腺がんに対して集積性を示す候補化合物を見出すことに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、ユニットカップリング型分子プローブ(UCMP)創製法を導入した前立腺がんRadio-Theranosticsプローブ開発を行い、画像診断と治療を融合させた新しい前立腺がん治療の個別化、効率化を目指した。これまで本方法論で前立腺がん用分子プローブの開発は今までにない。また本方法論は様々な分子プローブの開発に応用可能である。今回、本研究で見出したマイクロ波を用いたGa-68標識法は短半減期放射性核種に非常に有用であり、他の放射性核種標識に貢献できると考えられる。
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