研究課題/領域番号 |
18K15568
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52040:放射線科学関連
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
山田 清文 兵庫医科大学, 医学部, 非常勤講師 (40402200)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 頚動脈狭窄症 / 新生血管 / 脳梗塞 / プラークイメージング / 内頚動脈狭窄 / プラーク / 内頚動脈狭窄症 / 頚動脈プラーク / 光干渉断層画像 / MRI / 光干渉断層法 / プラーク内新生血管 / MRIプラークイメージング / 狭窄度進行 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は光干渉断層法を用いて頚動脈プラーク内新生血管(NV)を定量評価し、症候や狭窄度進行との関係を解析することでNVの臨床的意義を解明することである。 頚動脈ステント留置術例を対象に光干渉断層法によるNV評価を行った。NV数と喫煙習慣は狭窄進行群で有意に多かった。多変量解析結果では、NV数が狭窄進行の独立予測因子であった。さらに頚動脈ステント留置術後の再狭窄症例においてステント内NVが多数増生していることが認められた。このような報告はこれまでなく、頚動脈ステント術における再狭窄の原因の一つとして新生血管の関与が考えられることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果から、プラーク内新生血管は狭窄進行やステント再狭窄に影響を及ぼす因子であることが示唆された。これによりプラーク内新生血管は、頚動脈狭窄症における脳虚血生イベント発症予測や頚動脈ステント留置術後の再狭窄予測に有用な因子であることが予想され、新たな診断マーカーとして脳梗塞予防もしくは外科的治療の成績向上に貢献できるものと考えられた。
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