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Oncostatin Mシグナル抑制に着目した胃がん発生メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K15806
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関富山大学

研究代表者

南條 宗八  富山大学, 学術研究部医学系, 助教 (70649285)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード胃がん / DNAメチル化 / OSMR / Oncostatin M
研究成果の概要

ヒトのOSMR遺伝子はプロモーター領域のDNAメチル化で発現が制御されていることを示した。ヒトの正常胃粘膜ではほとんど発現しておらず、ピロリ菌が感染した胃粘膜でもほとんど発現していないことがわかった。一方で、胃がんの一部ではOSMRが高発現しており、高発現のがんはいずれもびまん型胃がんであった。また、ラット正常胃上皮細胞RGEをOSMで刺激すると細胞増殖速度が増え、OSMには細胞増殖を促進する作用があることが判明した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

びまん型胃がんの増殖にOSMとOSMRが結合することで細胞内に伝わるシグナルが関与している可能性が示唆された。びまん型胃がんの発生や進展のメカニズムの解明につながる可能性があり、さらには治療方法の開発にもつながる可能性がある。一般的にびまん型胃がんは悪性度が高く予後が悪いことから、びまん型胃がんの発生・進展メカニズムの解明および治療方法の開発は胃がん患者の予後改善につながる点で社会的な意義が大きい。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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