研究課題/領域番号 |
18K16130
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
矢倉 富子 愛知医科大学, 医学部, 助教 (20722581)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 血小板 / PRP / 一酸化炭素 / PC製剤 / ヒト血小板 / 洗浄血小板 / 血小板保存 / 高圧メディカルガス / 保存 |
研究成果の概要 |
近年、血小板において内因性生理活性ガスである一酸化炭素(CO)生成酵素が存在し、血小板凝集反応や血小板機能を制御していることが明らかになっている。 今回申請者は、ウサギおよびヒト血小板においてメディカルガスを用いた保存法を用いて血小板の凝集を抑制することに成功した。これにより血小板の機能制御や品質を向上することを目指し、安全・安定的に保存できる新たな血小板保存方法の確立が期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血小板輸血は様々な出血性疾患や病態に対する確立した治療法である。しかしながら、血小板は温度とpHに大きな影響を受けるため安定供給が困難であり、必要なときに必要な量の血小板の安定供給を行うことは大きな課題の1つである。こうした状況を改善するために、大量の血小板を効率よく産生できるシステムと安定に安全に保存する方法の確立が望まれている。 今回申請者は、ウサギおよびヒト血小板においてメディカルガスを用いた保存法を用いて血小板の凝集を抑制することに成功した。これにより安全に、安定的に保存できる新たな血小板保存方法の確立が期待される。
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