研究課題/領域番号 |
18K16133
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
辻 真世子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 研究員 (50808186)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 造血幹細胞ニッチ / 血管新生 / PAMP / 炎症 / 血球 / 造血 / Angiocrine factor / 造血幹細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では感染症による炎症後には骨髄で血管新生がみられ、種々のangiocrine factorを発現していることがわかりました。そのうちの一つは骨髄修復に必須であり、その他にも造血幹細胞の分化・遊走に関与しているangiocrine factorも見出すことに成功しました。更に血管新生を制御することで、炎症後骨髄修復を促進することもわかりました。これらのことから、炎症後骨髄修復には血管新生がおこり、その際産生されるangiocrine factorが骨髄の修復に必須であるという重要な知見を得ることができました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今まで骨髄血管が炎症後にどの様に骨髄修復にかかわるかを形態学的、機能的に明らかにした報告はありませんでした。本研究では炎症後骨髄修復における血管性ニッチがどの様に骨髄修復に関わるかを明らかにしました。炎症後に造血異常がみられることがあり、血管新生やAngiocrine factorをターゲットとした治療法の開発につながる可能性が考えられました。
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