研究課題/領域番号 |
18K16204
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分54040:代謝および内分泌学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
乙田 敏城 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 特任准教授 (60719946)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | オートファジー / 自然免疫 / 炎症 / 肥満 / 2型糖尿病 / 腎臓病 / 脂肪酸 / リソソーム / マクロファージ / 好中球 / 酸化ストレス / 自然炎症 / 尿中アルブミン / 肥満関連腎臓病 / ミエロイド系細胞 / インフラマソーム / プロテオミクス |
研究成果の概要 |
本研究では、肥満2型糖尿病に起因する組織障害の誘導に深く関わることが知られている非感染性の炎症である“自然炎症”に着目した。本来は我々を守るために存在している自然免疫機構が自然炎症を介して我々自身を誤って攻撃する機序や、細胞内クリアランス機構であるオートファジーが自然炎症を抑制して疾患発症を妨げる機序に関する解析を通じて、肥満2型糖尿病に起因する自然炎症が引き起こす腎障害の誘導機序を解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性腎臓病の有効な治療法はいまだになく、現状では血圧コントロールや血糖コントロール、食事療法などの保存的な治療に頼らざるをえない。本研究では、自然炎症とオートファジーに着目し、①脂肪酸が自然炎症を惹起する機序において、骨髄系細胞内のオートファジーがどの様な役割を演じるのか、②オートファジーによる新たな自然炎症の制御メカニズムを明らかにし、当該機構を標的とする新たな腎臓病治療の開発に資する基盤的研究を推進する。
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