研究課題/領域番号 |
18K16281
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55010:外科学一般および小児外科学関連
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
齋藤 裕 徳島大学, 病院, 特任助教 (50548675)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | Nrf2 inducer / 間葉系幹細胞 / インスリン産生細胞 / EGCG / Nrf2 / IPC / 分化誘導 |
研究成果の概要 |
Nrf2 inducer(EGCG)が、ADSCに対して、1. 内胚葉への形質転換を促進する2. 胚葉転換後、IPCへの成熟過程を促進することでIPCへの分化効率が上昇すると考えた。マウスisletに対するEGCGの保護効果を認めた100uMとし、胚葉転換時、IPC成熟過程時での効果を検討したが、細胞毒性を示し、10uMに減量し、その効果を検討したが、EGCGに明らかな分化誘導促進作用は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MSCは中胚葉性組織(間葉)に由来する体性幹細胞であり、通常は間葉系に属する細胞へと分化するが、微小環境の変化により中胚葉性でない組織にまで分化可能である。これまでに、MSCにNrf2を過剰発現させることで、骨芽細胞への分化誘導を促進することが報告されている。Nrf2 inducerが、MSCからIPCへの分化誘導の促進することで、低侵襲かつ迅速に移植が可能となり得ると考えられる。
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