研究課題/領域番号 |
18K16388
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三隅 祐輔 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20631477)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 補助人工心臓 / 在宅管理 / 合併症 / 音響解析 / 人工知能 / 機械学習による予測モデルの作成 / 植込み型左室補助人工心臓 / 駆動音解析 |
研究成果の概要 |
植込み型左室補助人工心臓(LVAD)は、重症心不全に対する外科的治療として今後適応が拡大する見込みである。本治療では手術後に患者が在宅へ移行しうるメリットがある反面、血栓形成や駆動異常などの重篤な合併症にて入院を余儀なくされる場合もあり、在宅で人工心臓の状態を正確に把握する技術が必須である。本研究では、音響解析を用いてLVAD駆動音の変化と血栓形成や駆動異常との関係を明らかにした。LVAD駆動音の解析による診断システムは、合併症の早期診断や在宅患者における遠隔診断に応用されることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果を元に、LVAD駆動音の音響解析を用いた早期異常検出システムの技術的基盤を構築し、LVAD在宅管理における遠隔診断への応用の足がかりとしたい。駆動音の音響解析によりLVAD駆動異常の早期診断や循環動態の把握が可能となれば、LVAD装着患者が在宅にて手軽に自身のLVAD駆動状況を把握可能なシステムに応用できると考えられる。重篤な合併症の兆候を早期に検出し治療へ繋げることで、今後増加すると見込まれる在宅LVAD植込み患者の生活の質を維持すると共に、医療機関の救急・外来対応の負担を軽減させることが見込まれるものである。
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