研究課題/領域番号 |
18K16399
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
上田 英昭 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (50598274)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 大動脈弁狭窄症 / マイクロRNA / エクソソーム / シアストレス / 石灰化 / 血管平滑筋 / ずり応力 |
研究成果の概要 |
大動脈弁狭窄症 (AS)に対して大動脈弁置換術 (AVR)を行う対象の血液検体で、蛋白質発現を制御するマイクロRNAを1年後まで解析した。ヒトが保有するマイクロRNAは数千種類あり、経過中に変化すものをプロファイリングした。検出されたマイクロRNA-Xに対して経時変化を確認すると、半年後から術前より優位に増加していた。細胞に対する作用機序までは解明できなかったが、少なくとも対象マイクロRNA-Xは血管平滑筋細胞の石灰化を抑制しており、今後はマイクロRNA-Xとエクソソームとの関連を調査する。 ASに対してAVRを行うことで、循環の改善だけでなく石灰化の進行も抑えられる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大動脈弁狭窄症の病態制御にマイクロRNAが関与していることが示された。今回検出されたマイクロRNA以外にも関与しているものもあり得て、それらを複合して検査することで新たな病態進行のバイオマーカーになる可能性が考えられた。 また本研究で得られたマイクロRNAは、その他の循環器疾患においても関与している可能性があり、他疾患での検討にもつなげていけると考えられた。
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