研究課題/領域番号 |
18K16404
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
太田 裕貴 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (70408376)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 災害医療 / コンパートメント症候群 / 下肢虚血 / MRスペクトロスコピー / 虚血再灌流障害 / 血管造影 / 低侵襲 / マーモセット / 低侵襲血管造影法 / 動物モデル / MRI / 重症下肢虚血モデル / トランスレーショナルリサーチ |
研究成果の概要 |
本研究では小動物用血管造影法を開発し、低侵襲で再現性の高い下肢虚血モデルを確立した。さらに脳梗塞や腎不全などの疾患モデルにも適用可能であることを示した。さらに透視下で視認可能なマイクロファイバーの開発により、血流遮断の精度も向上させた。MRスペクトロスコピー法(MRS)を用いた非侵襲的診断法では、コンパートメント症候群の経時的変化を関連代謝パラメーターを用いて詳細に解析した。MRSを組織代謝活性の評価に応用することで、コンパートメント症候群の早期診断と適切な治療計画の策定が可能となる。本研究成果は、MRSによる診断法の開発が災害医療において重要であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で成功した小動物用血管造影法の開発は、低侵襲で再現性が高く、脳梗塞や腎不全などの疾患モデルにも応用できることが示された。これにより、さまざまな疾患の研究や治療法の開発に寄与する可能性がある。また、透視下で視認可能なマイクロファイバーの開発により血流遮断の精度が向上しました。この技術は動物実験の信頼性を高めるだけでなく、臨床的な応用にもつながる可能性がある。 またMRスペクトロスコピー法(MRS)を用いた非侵襲的診断法により、コンパートメント症候群の経時的変化を詳細に解析でき、早期診断と適切な治療計画の策定が可能となり、災害医療の現場での診療の向上に繋がることが期待される。
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