研究課題/領域番号 |
18K16629
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56020:整形外科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
大久保 直輝 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60816578)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 変形性関節症 / 体内時計 / 時計遺伝子 / Cry / 概日リズム |
研究成果の概要 |
体内時計は複数の遺伝子によって構成される。本研究では、体内時計を構成する時計遺伝子Cryが変形性関節症の進行に対して抑制的に作用していることを明らかにした。 マウスを用いた研究で、加齢や変形性関節症を発生させるモデルマウスで時計遺伝子Cry2の発現が低下していることを明らかにした。また、Cry2の低下は変形性関節症の進行を有意に増悪させることを明らかにした。これらから、Cry2が変形性関節症に対して抑制的に作用していると結論付けた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変形性関節症は、様々な要因が発症や進展に関与する多因子疾患であり、日本における罹病患者数は1000万人を超えるとされる。これまでに様々な要因が関与していることが明らかにされてきたが、体内時計についての研究は不十分であった。本研究では、体内時計を構成する時計遺伝子Cryが変形性関節症の抑制に関与していることを明らかにした。今後、さらなる研究を通して、病態解明や治療法の開発につなげられる可能性がある。
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