研究課題/領域番号 |
18K16681
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
石橋 祐介 弘前大学, 医学研究科, 客員研究員 (80792316)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | イムノグロブリン / 前立腺癌 / N型糖鎖 / 去勢抵抗性 / リキッドバイオプシー / 糖転移酵素 / CRPC / 糖鎖 |
研究成果の概要 |
ホルモン感受性前立腺癌(HSPC)の治療においてアンドロゲン遮断療法(ADT)が有効であるが、ADT抵抗性を示し、去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)へと移行する患者の予後は不良である。HSPCの治療効果やCRPCを予測し、早期に適切な治療介入を行うことは重要であるが、去勢抵抗性獲得を予測し、治療方針決定に有用な情報を与える予測マーカーは存在しない。本研究では、イムノグロブリンN-glycan signatureと機械学習モデルにより、HSPCおよびCRPCを鑑別する診断モデルを構築した。構築した診断モデルは、AUC0.88以上でCRPCを診断し、将来的にCRPCの予測に有用であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PSAによる前立腺癌のスクリーニングにより、早期の前立腺癌が発見され、治療の対象になっている現状では、前立腺癌をコントロールする上でHSPCの治療効果やCRPCの予測に本手法を導入し、早期に適切な治療介入を行うことは患者のQOL向上および医療費軽減につながり、これらは、今後、個別化医療が進むにつれ、より一層重要な検査となると考えられる。
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