研究課題/領域番号 |
18K16736
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56030:泌尿器科学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
岩本 秀人 鳥取大学, 医学部, 講師 (80621010)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 腎細胞癌 / スニチニブ耐性 / microRNA / スニチニブ抵抗性 / アキシチニブ抵抗性 / バイオマーカー / LAMP-2 / 分子標的薬 / 免疫チェックポイント阻害薬 |
研究成果の概要 |
ヒト RCC 細胞株である ACHNと比較しスニチニブ耐性モデル(SR-ACHN)において、リソソーム関連膜タンパク2(LAMP-2)の3つのスプライスバリアントであるLMP-2A、2B、2Cの全てにおいて、その発現が上昇していることが確認された。しかし、強制発現株における細胞毒性試験では、LAMP-2Aと2Bの強制発現株がACHNと比較してスニチニブに対して有意に高い耐性を示すことが確認された。以上のことから、LAMP-2AおよびLAMP-2BはRCCのスニチニブ耐性に関与していることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、進行性腎癌の薬物療法においてスニチニブが使用される機会は減少したが、その他のチロシンキナーゼ阻害薬は1次併用療法の一剤として使用頻度が高い。本研究の成果は、そのようなチロシンキナーゼ阻害薬に対する薬剤耐性メカニズムの解明の一助となる可能性がある。
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