• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

脂質異常症が尿路結石の形成に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 18K16744
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

井口 孝司  和歌山県立医科大学, 医学部, 客員研究員 (30725578)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード尿路結石 / メタボリック症候群 / ApoE / 結石モデルマウス / 脂質異常症 / Apolipoprotein E
研究成果の概要

8週齢の野生型マウス(C57BL/6J)を用いてシュウ酸前駆物質である Glyoxylate 80mg/kg を6日間連続投与することで、尿路結石の形成を確認すると共に結石量を面積にて測定。これと平行して8週 齢のApoEKOマウスにも同様に6日間連続投与行い、野生型マウスとの結石生成率の検討を 行ったところ、両群の結石生成率に差はないと いう結果であった。これを受けて、Glyoxylateの投与量を60mg/kg、100mg/kgに変更して投与したが、共に結石生成率に差は認められなかった。このことから8 週齢では野生型マウスとApoEKOマウスに大差がないことが確認された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

尿路結石の生成については解明されていないが、メタボリック症候群との関連性は深い。今回、メタボリック症候群の代表的な病態である脂質代謝異常について脂質異常モデルマウス(ApoE遺伝子欠損(ApoEKO)マウス)を用いて尿路結石の生成をみたが、8週齢では野生型マウスとApoEKOマウスに大差がないことが確認された。 このことにより、脂質異常のみの単体での病態で結石生成が行われているわけではなく、様々な病態が絡み合い結石生成に関与していることが示唆された。
実臨床においても単発の因子のみを改善するのではなく、様々な因子を改善することが必要であると考えられる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi