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感染によるAPOBEC発現を介した遺伝子変異誘導とCIN進行機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16792
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

飯塚 崇  金沢大学, 医学系, 助教 (90748617)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード子宮頸部異形成 / APOBEC / ヒトパピローマウイルス / 突然変異 / 自然免疫 / 子宮頚部異形成 / 高頻度突然変異 / 性感染症 / トル様受容体 / 分化 / 炎症
研究成果の概要

先行研究で子宮頸部異形成とAPOBEC3の発現に相関があることが示唆されていた。本研究では、子宮頸部への感染や炎症とAPOBEC3の発現とを培養細胞を用いて検討した。自然免疫機構としてインターフェロンやトル様受容体9のリガンドを用いた検討でAPOBEC3Aの発現が上昇することが分かった。この発現はインターフェロンとトル様受容体9のリガンドで相乗作用を示すことが示唆された。またAPOBEC3の作用により細胞内のHPV-DNAの高頻度突然変異が生じることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子宮頸部上皮における感染・炎症においてAPOBEC3Aという抗ウイルス作用を示す自然免疫機構の酵素が関係していることが示唆された。APPBEC3Aは子宮頸部異形成細胞においてHPVウイルスゲノムの突然変異および宿主DNAへの組み込みに関係している可能性があり、この酵素の有無が子宮頸部異形成の進行にどのような影響を与えるのかを今後検討する必要があり、新たな治療法の開発やマーカーに発見に至る可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 子宮頸部の炎症は APOBEC3Gの発現を誘導しCINの進行に影響しうる2018

    • 著者名/発表者名
      子宮頸部の炎症は APOBEC3Gの発現を誘導しCINの進行に影響しうる
    • 学会等名
      日本性感染症学会 第31回学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-12-25  

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