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Laeverinを指標とした胎児・胎盤循環幹細胞の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 18K16793
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

松本 多圭夫  金沢大学, 附属病院, 特任助教 (30748629)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードlaeverin / 胎児・胎盤循環幹細胞 / 免疫寛容 / Laeverin
研究成果の概要

本研究グループは胚シグナルの候補として絨毛外栄養膜細胞(EVT)に特異的に発現するlaeverin分子を発見し、最近この分子が絨毛由来の胎児・胎盤循環幹細胞に発現している可能性を見出した。そこで、「胎児・胎盤循環内には絨毛由来の幹細胞が存在して随時nicheを胎児本体へ移行し、生後も胚シグナル機構を応用した免疫寛容を得て母親および新生児自身の免疫攻撃から免れて生体内に生息し、生涯に渡って臓器の修復・再生に貢献している」という新たな仮説を立てた。その結果、laeverinは絨毛間質や臍帯血中のCD34陽性細胞の一部に発現しており、その発現は免疫制御に関与している可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は絨毛由来で循環系を介して胎児に移行し、生着する幹細胞の候補としてlaeverin陽性細胞を提案しており、本研究の成果によってlaeverin陽性細胞の免疫制御細胞や幹細胞としての役割が推察でき、将来の生殖医学・周産期学のみならず、臓器移植や再生医療における臨床応用に有益な知見を得ることが期待できる。

報告書

(1件)
  • 2019 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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