研究課題/領域番号 |
18K16819
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
|
研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
岡本 直樹 国際医療福祉大学, 医学部, 研究員 (80714360)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | エイジング / 妊孕性 / NMN / 卵子の老化 / 卵子の質の改善 / サプリメント / 卵子・卵巣のアンチエイジング / 抗老化サプリメント / アンチエイジング |
研究成果の概要 |
NMNを長期投与した高齢マウスを用いて体外受精および胚移植試験を実施した結果、着床率および産仔獲得率に改善の傾向が得られた。しかしながら、統計学的な有意差は得られなかった。 加えて、NMNを長期投与した高齢マウスの各臓器(肝臓、子宮、皮膚、卵巣)を用いた、組織学的解析と遺伝子発現解析(sirtuin family, p16)を実施したが、これらの解析で対照群と比較して特徴的な変化は確認できなかった。結果的に、当初より期待していた成果を得るには至らなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、不妊患者の高齢化を背景として、エイジングによる妊孕性低下への対策は生殖医療において急務である。本研究では長寿遺伝子として有名なsirtuinの活性化因子であるNMNが、エイジングによる妊孕性低下に対し有効であるかを解析した。しかし、本研究で得られた結果からは、エイジングによる妊孕性低下に対するNMNの有効性は確認できなかった。
|