研究課題/領域番号 |
18K16825
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56040:産婦人科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
佐々木 愛子 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 周産期センター, 医師 (60560711)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 同種免疫性疾患 / 母体免疫機能 / NK細胞 / 幼若化試験 / 新生児ヘモクロマトーシス / 血液型不適合 / 母体免疫細胞機能 / NK活性 / 胆汁酸 / Rh不適合 / 血液型不適合妊娠 / 母体免疫 / 母体免疫細胞機能解析 / 胆汁酸分析 / 母体免疫細胞活性 / 母体免疫細胞 / 免疫抑制 |
研究成果の概要 |
母児間の同種免疫不適合によって引き起こされる胎児の臓器障害には免疫抑制治療が行われているが、治療効果の目安となる指標も存在しない。本研究では、母体免疫能が正常妊娠経過と比較し病状とともにどのように変化・推移していくのかを捉えるため、①正常妊婦、②同種免疫不適合妊娠における無治療時、③同種免疫不適合妊娠における免疫抑制療法施行時の免疫機能の推移について比較検討を行った。倫理承認を得て当センターと共同研究施設における①正常妊婦17例、②RhD型不適合妊娠20例、③新生児ヘモクロマトーシス既往妊娠6例の3群についてリクルートを行い、母体免疫細胞機能解析を実施した。今後、データ解析予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、同種免疫不適合妊娠の病態を反映する免疫学的バイオマーカーを絞り込み、候補と目安の数値を明らかにすることで、その推移をもとに、妊娠中でも免疫抑制治療の効果を推定でき、適切な治療を可能にするためのマーカーとして臨床応用へとつなげることが期待される。
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