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ストレス誘発型難聴モデルマウスの確立及び発症機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K16841
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

小山 佳久  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (40397667)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード突発性難聴 / ストレス / 病態モデル動物 / 難聴 / 疼痛
研究成果の概要

突発性難聴は原因不明の急性感音難聴である。患者数の著しい増加や低い治療効率から、発症機序の解明は急を要する。難聴モデル動物の確立は必須であるが、主流の薬剤投与や騒音暴露などのモデルでは病気の機序を完全に説明できない。我々は難聴の原因としてストレスに着目し、反復性寒冷負荷を与えたマウスがストレス誘発型難聴モデル動物となりうる可能性を明らかとした。また、形態学的解析より、蝸牛有毛細胞の脱落ではなく中枢神経の聴覚経路活性化がストレス性難聴の1つの原因になるかもしれないことが示唆された。我々のストレス誘発型難聴モデルマウスは、突発性難聴発症機序を解明するための非常に有用なツールになると考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ストレスが蔓延する社会において、突発性難聴は誰にでも起こりうる原因不明の症状である。患者数の著しい増加や低い治療効率から、発症機序の解明は急を要する。病態モデルが少ないため、難聴機序解明のためにも適したモデル動物の作製は必要である。本研究課題において、我々はストレス誘発型難聴モデルマウスの確立に成功した。この成果は、突発性難聴の発症機序解明及び治療法開発に大いに貢献できると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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