研究課題/領域番号 |
18K16843
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
小山 哲史 鳥取大学, 医学部附属病院, 助教 (90771402)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | PHD / HIF / 低酸素 / がん微小環境 / 頭頸部癌 / PHD阻害薬 / PHD阻害剤 / 癌微小環境 / 血管正常化 |
研究成果の概要 |
ヒト頭頸部扁平上皮癌細胞株の培養、移植したモデルマウスの作成が安定的に実施できず、培養環境、培養溶液など再考を重ねたが遅々として実験は進まず、研究の本筋において十分な成果を上げることはできなかった。 一方、関連した学会への参加を通じて情報収集を行い、本研究の独自性、先進性は確認された。癌治療の発展にとって重要なテーマであり、今後実験方法について見直しを行い研究を前進させる必要性を感じた。その他、関連した研究論文を欧文で1報公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
情報収集を通じて本研究の先進性と独自性が確認され、がん治療の発展にとって重要なテーマであることや、臓器横断的にがん治療全体に対して大きな利益を与える可能性が示唆された。特に低酸素環境は、がんの治療抵抗性の主原因の一つであるため、がん薬物療法や放射線治療の効果を増強することで、患者さんの予後延長や生活の質(QOL)の改善維持に期待が持て、治療効果を通じて社会に役立てられると考える。また、本研究を進め日本初の治療として確立していくことは、世界に対する学術的競争力向上にもつながる。
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