研究課題/領域番号 |
18K16849
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
金城 秀俊 琉球大学, 病院, 助教 (00636417)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヒト乳頭腫ウイルス / 組織特異的感染メカニズム / 中咽頭癌 / 喉頭乳頭腫 / ヒトパピローマウイルス / 受容体 / 組織特異性 |
研究成果の概要 |
本研究はヒト乳頭腫ウイルス(HPV)の受容体を同定することにより、HPVの組織特異的な感染メカニズムを解明することであった。頭頸部領域で感染の多いハイリスク型HPV(HPV16型)とローリスク型HPV(HPV6型、HPV11型)のウイルス様粒子(VLP)を作製することはできた。同VLPを用いてvirus over-ray protein binding assay (VOPBA)や免疫沈降法を用いて受容体の同定を試みたが、残念ながら同定することはできず、今後の課題を残した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではHPVのVLP(ハイリスク型:HPV16型、ローリスク型:HPV6型、HPV11型)を作製することができた。しかし、残念ながらHPV(16型、6型、11型)の受容体を同定し、組織特異的感染メカニズムを解明することはできなかった。HPVの組織特異的感染メカニズムは免疫学的な監視からの逃避機構に関与している可能性もあると思われたため、今後の実験の課題をみつけることができた。
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