研究課題/領域番号 |
18K16852
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
玉川 俊次 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (40543781)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 上皮間葉移行 / microRNA / 甲状腺未分化癌 |
研究成果の概要 |
甲状腺未分化癌細胞株を用いて上皮間葉移行関連因子とmicroRNA200familyとの関係について検討した。mir-200bを細胞株に導入することで、E-Cadherinの転写抑制因子であるZEB1の発現が抑制され、間葉系マーカーであるVimentinも抑制された。また、細胞の運動能も抑制された。これらは甲状腺未分化癌における他の機序によるmiR-200bによる上皮間葉移行の制御機構の存在を示唆すると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では甲状腺未分化癌がもつ高転移能、高浸潤能についての新たな核酸治療の候補としてmicroRNA200bの可能性について検討した。 in vitroの実験ではあるが、甲状腺未分化癌細胞株にmicroRNA200bを再導入することで、甲状腺未分化癌がもつ転移能をコントロールすることができた。
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