研究課題/領域番号 |
18K16898
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
山本 圭佑 札幌医科大学, 医学部, 助教 (50738515)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | シラカバ花粉症 / アレルギー性鼻炎 / 濾胞ヘルパー T (Tfh) 細胞 / 制御性 B 細胞 / Tfh2 シフト / 口腔アレルギー症候群 / 機能性リンパ球 / 濾胞ヘルパー T細胞 / Tfh細胞 / 濾胞ヘルパーT細胞 / 制御性B細胞 |
研究成果の概要 |
シラカバ花粉症患者では健常者と比較して Tfh2 細胞が増加していること、アレルゲン免疫療法 (allergen immunotherapy, AIT) が患者末梢血中の Tfh2 シフトを是正し、免疫反応のブレーキである制御性リンパ球を増加させていることが明らかになった。AITの長期継続例の観察では、患者末梢血中の Tfh2 シフトの是正が 12 か月目に明らかに観察されること、アレルゲン免疫療法の継続によって免疫反応のブレーキである制御性 T 細胞を増加させていること、制御性 B 細胞が抗原特異的 IgE 産生を制御している可能性があることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シラカバ花粉症の病態において Tfh2 細胞や制御性リンパ球がどのようにシラカバ特異的 IgE 抗体の産生を制御しているかという、本研究課題の目的を達成する上で重要な知見が得られた。これらの結果は、シラカバ花粉症の病態解明と新規診断・治療法の開発に向けて重要な知見と考えられる。
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