研究課題/領域番号 |
18K16995
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
熊澤 憲一 北里大学, 医学部, 講師 (60383618)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 骨組織再生 / 細胞外小胞 / エクソソーム / miRNA / 間葉系幹細胞 / 骨再生研究 / small RNA-seq / 骨分化誘導 |
研究成果の概要 |
ヒト骨組織由来間葉系細胞におけるエクソソームに関して様々な報告がされており、とくに骨組織再生においてどのような役割を担うのかについて研究を行った。ヒト骨組織由来間葉系細胞を骨分化誘導群と非分化誘導群の2群にわけて培養上清からエクソソームを採取、内包されるmiRNAの解析を行った。1500種類以上のmiRNAが同定されたが、優位差があるのは10種類程度であり、骨形性における重要な役割を担う可能性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞から分泌されるエクソソームを含む細胞外小胞については診断学、創薬などで多くの報告がされている。細胞外小胞は、細胞間情報伝達をおこなっているが不明な点も多く、骨形成における細胞外小胞の働きを解明することにより、効率的な骨形成が行えるようになるとともに、細胞の増殖など細胞外小胞の他の働きも解明できる可能性がある。これにより効率的で、細胞を用いない安全な再生医療を行える可能性がある。
|