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ヒト組織に存在する血管内皮幹細胞の分離及び同定に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K17003
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

内山 美津希  順天堂大学, 医学部, 助手 (60814506)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード血管内皮幹細胞 / 血管再生 / 組織幹細胞 / 再生医療
研究成果の概要

近年、マウスの筋肉・肺などの組織内にある末梢血管の血管内皮細胞中に幹細胞と内皮細胞の性質を併せ持つ特殊な細胞(血管内皮幹細胞)が血管内皮細胞中に存在し、新たなマーカーとしてCD157が同定された。本研究ではこの血管内皮幹細胞について、ヒト組織検体を用いて検索を行った結果、ヒト血管内皮細胞(CD31陽性細胞)中にもこの幹細胞が含まれるside populationが存在することを見出し、さらにマウス同様CD157陽性細胞が血管内皮細胞中に存在していることを見出した。今後、この細胞分画の特性を解析し、血管への分化を確認する予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

マウスでその存在が明らかとなっていた血管内皮幹細胞についてヒト組織を用いて検索を行った結果、ヒト組織中においても血管内皮細胞中に幹細胞が存在することを見出し、さらにマウス同様この幹細胞のマーカーであるCD157陽性細胞がヒト血管内皮細胞中に存在することを証明した。このことは様々なヒト組織中において血管内皮幹細胞の同定が可能となることから、今後本細胞を単離し、細胞特性を明らかにすることで、将来におけるヒトの心臓、肺、筋肉など様々な組織・臓器の虚血性疾患に対する革新的な治療法の開発に繋がる可能性を持つ。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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