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歯周組織における仮足形成関連因子の発現・機能解析と制御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17073
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57030:保存治療系歯学関連
研究機関九州大学

研究代表者

祐田 明香  九州大学, 大学病院, 助教 (20814081)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードPDLIM5 / 仮足形成 / 歯周組織再生 / 歯肉のダウングロース / 仮足形成関連因子
研究成果の概要

本研究では、ヒト歯根膜および歯肉上皮細胞において、PDLIM5が仮足形成、細胞走化性に及ぼす影響について検討を行うこととした。siRNAにてPDLIM5をノックダウンさせた1-11およびOBA9を使用し、細胞の仮足形成、また、細胞走化性を評価した。siRNAにてPDLIM5がノックダウンされた1-11においては、仮足形成、細胞走化性が、コントロールと比較し、有意に減少し、OBA9においては、1-11と逆の結果を示した。
以上より、本研究からPDLIM5は、歯根膜および歯肉上皮細胞において、相反的な働きをすることが推察された。PDLIM5は歯周組織再生を誘導する可能性のひとつとして示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、PDLIM5はヒト歯根膜細胞の仮足形成、細胞遊走において促進に働くことに対し、ヒト歯肉上皮細胞においては抑制に働く可能性が推察された。PDLIM5がヒト歯根膜細胞およびヒト歯肉上皮細胞に及ぼす影響が検証されれば、歯周組織再生治療の際起こりうる、歯肉のダウングロース防止に応用できる可能性があると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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