研究課題/領域番号 |
18K17089
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
篠原 敬哉 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (30761647)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | DFAT / C-DFAT / 骨再生 / 歯周病 / BMP-9 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、口腔内疾患により失われた歯周・顎骨組織の再生のために、脱分化脂肪細胞集塊Cluster of DFATs/ECM complex (C-DFAT)を用いた新規骨再生療法の開発を目的としている。本研究の結果として天井培養によって得られたラットDFAT(rDFAT)を用いて、rDFAT自身が産生する細胞外基質(ECM)を利用したC-DFATの形成を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
組織幹細胞は加齢とともに減少していくことが知られており、組織内に存在する数も非常に少なくなる。中高年者や高齢者のQOLの維持・増進を考えた時、予知性の高い新規顎骨組織再生療法の開発は歯の保存や、理想的なインプラント治療の提供につながり、社会的見地からも極めて重要な課題である。そこで本研究の目的は、C-DFATの樹立、さらに顎顔面領域における歯周組織欠損、抜歯窩、顎骨再建などの骨欠損部に対して、scaffoldを用いずにC-DFATを細胞移植することで、安全・効率的かつ予知性の高い理想的な骨再生療法の基盤確立を目指すことであった。
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