• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ドラッグリポジショニングを用いた骨形成促進

研究課題

研究課題/領域番号 18K17105
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57040:口腔再生医学および歯科医用工学関連
研究機関愛知学院大学

研究代表者

山口 大輔  愛知学院大学, 歯学部, 講師 (70795111)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードGeranylgeranylacetone / GGA / drug repositioning / ドラッグリポジショニング / 骨形成促進 / 熱ショックプロテイン
研究成果の概要

本研究ではHeat shock proteins (HSPs) 誘導剤として知られているGeranylgeranylacetone (GGA)に注目をした。GGAは主に胃粘膜保護薬 として使用されてているが、特に骨組織へ与える影響は明らかになっていない。そこで「GGAが骨芽細胞においてHSPsを誘導し分化を促進する」という仮説を立て、この仮説をin vitroの実験系で検証することを目的とし、マウス骨芽細胞様細胞(MC3T3E-1)にGGAを投与し細胞応答や表現型の変化を検討した結果、MC3T3E-1にGGAを投 与することでコラーゲン生成量が増加し石灰化促進することを確認した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

医薬品を新たに開発するのではなく、開発が中断した薬剤や市販の薬剤を新規効能として利用するドラッグリポジショニングを用いて研究を行うことにした。今回注目した薬剤はGGAが主成分でありHSP誘導能をもつテプレノンである。しかしながら今までに骨の治癒を促進する生物学的な機序を明らかにした報告はない。したがって本研究では我々が確立した実験方法に準じて骨芽細胞様細胞に対してGGAを投与した結果コラーゲン生成量が増加し石灰化促進することを確認することができた。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Experimental Repositioning of Geranylgeranylacetone to Enhance Bone Remodeling2021

    • 著者名/発表者名
      Yamaguchi Daisuke、Takeuchi Kazuo、Ueno Atsuko、Kato Daisuke、Miyamae Shin、Murakami Hiroshi
    • 雑誌名

      Journal of Hard Tissue Biology

      巻: 30 号: 1 ページ: 1-6

    • DOI

      10.2485/jhtb.30.1

    • NAID

      130007975639

    • ISSN
      1341-7649, 1880-828X
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] ドラッグリポジショニングを用いた骨芽細胞分化促進の試み2019

    • 著者名/発表者名
      山口大輔,竹内一夫,古田弘樹,上野温子,村上弘,武部純
    • 学会等名
      第19回日本抗加齢医学会総会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi