研究課題/領域番号 |
18K17119
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
ハラ エミリオ・サトシ 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (40779443)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 生体材料 / 骨再生 / 組織工学 / 歯科医用工学・再生歯学 / 細胞膜ナノフラグメント / 骨再生材料 / 細部膜由来ナノフラグメント / 骨誘導材料 / 石灰化 |
研究成果の概要 |
これまでに、研究代表者は、マウス大腿骨骨端部における初期骨形成過程を系統的に解析し、軟骨細胞由来の膜断片(ナノフラグメント)が骨形成の起点となることを見出した。また、培養細胞から単離した細胞膜ナノフラグメントを用いることで、わずか2日でin vitroにて石灰化を誘導することに成功した。本研究では、細胞膜ナノフラグメントを用いた骨再生誘導材料の開発を目的に、細胞膜ナノフラグメントの作製・単離法の確立を検討した。本研究の成果としては、細胞膜ナノフラグメントの単離法を確立した。また、これらの細胞膜ナノフラグメントを骨再生に用いることが可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しい骨形成誘導材料の開発は、顎顔面領域において顎骨再建や歯周組織再生、インプラント治療などの歯科治療の基盤となる骨再生につながり、社会的に大きな意義がある。本研究では、細胞成分(細胞膜ナノフラグメント)を基盤材料として新規骨誘導材料の開発を目的に、細胞膜ナノフラグメントの作製・単離法の確立に成功した。これらの細胞成分を用いたバイオハイブリッド材料の開発も期待できる。
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