研究課題/領域番号 |
18K17120
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
前田 直人 岡山大学, 歯学部, 博士研究員 (10708051)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 咬筋 / 表面筋電図 / 顎関節症 / 群化放電 / 疲労 / 携帯型筋電計 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,咬筋筋電図で観察される群化放電波形について詳細な検討を行うことであった.群化放電波形は疲労との関連が報告されているが,咬筋の群化放電に関する研究は世界的にも未だない. 本研究では,健常者と筋筋膜痛を有する患者の咬筋筋電図記録における群化放電波形の発現特性を解析した.その結果,群化放電波形は健常成人と比較して筋症状を伴う顎関節症患者の咬筋筋電図に多く発現していることが分かった.今後は,群化放電波形を利用した新しい筋機能異常の診断システムの開発が期待される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究から,群化放電波形は筋筋膜痛を有する顎関節症患者に多く認められることが分かった.筋・筋膜性疼痛は臨床上遭遇する機会が多いが,レントゲン,MRI,血液検査など一般的に行われる検査では目に見える結果として現れないため,診断,治療が困難である.さらに,頭頸部の筋に関しては十分な科学的検討がなされていない現状がある. これらのことから,本結果は,未だ科学的データの少ない顎口腔系の種々の機能異常と咀嚼筋活動との関連を明らかにする上で重要な意義を有すると考えられる.
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