研究課題/領域番号 |
18K17126
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
加藤 初実 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 研究協力員 (30613608)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | インプラント周囲炎 / 荷重 / 細菌感染 / 炎症 / 骨質 / 骨関連細胞 / コラーゲン / インプラント |
研究成果の概要 |
インプラント治療は,失われた歯を回復する良い治療方法ですが,長期的に観察すると,多くの患者さんが,インプラント周囲炎やそれに近い状態となることが分かっています.インプラント周囲炎はその原因がよくわかっていないため,確定的な治療法がありません.そこで私たちは,インプラント周囲炎が細菌感染と力によってもたらされると仮説を立て,実験を行いました.その結果,インプラント周囲炎を引き起こす動物モデルの開発に成功し,その状態を詳細に観察することができるようになりました.このことは,インプラント周囲炎の病因解明に大きな貢献ができると考えられました.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インプラント治療が多く行われるようになってきた昨今ですが,インプラント周囲炎は治療法がないにもかかわらず多くの患者さんが罹患するため,現在大きな問題となっています.この研究では,ラットを用いて新しいインプラント周囲炎モデルを確立したことから,学術的な価値があるといえます.また,インプラント周囲炎の原因を究明する基盤構築研究であり,インプラント周囲炎の治療法開発に寄与できる可能性が高いことが社会的意義であるといえます.
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