研究課題/領域番号 |
18K17128
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
鈴木 航 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (10736680)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | シグナル伝達 / chondrocytes / 細胞内シグナル伝達 / 骨代謝 / Cdc42 / 骨・軟骨 |
研究成果の概要 |
Rhoファミリー低分子量Gタンパク質Cdc42は細胞外からのシグナルを細胞内に変換する分子スイッチとして生体内で重要な役割を果たしている。これまで、in vitroにおいては、細胞骨格の制御、細胞の増殖・細胞死の制御、細胞の分化制御に重要な機能を有することが示唆されており、また、in vivo、特に硬組織においては、コンディショナルノックアウトマウスの研究から四肢軟骨形成などにおいて必須の因子であることが示唆されてきた。本研究課題では、Cdc42の軟骨細胞に詳細な機能解析を検討するためにCdc42の阻害剤、siRNA並びにRhoファミリータンパク質活性化剤を用いた遺伝子発現様式の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、軟骨形成におけるCdc42の機能を検討するために、Cdc42コンディショナルノックアウトマウスを用いた研究を行ってきた。本研究では、軟骨細胞において、Cdc42の機能を低下させた際に、軟骨細胞内での遺伝子発現様式にどのような変化が起こるか、詳細な解析を行った。その結果、多くの遺伝子に発現の変化が認められた。本研究課題で得られた、遺伝子発現の網羅的解析結果は、今後の軟骨細胞機能の研究に意義ある結果を提示できたと考えられる。
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