• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

力学的刺激に誘導される歯根膜線維の成熟におけるSPARC-DDR2経路の機能解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17142
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

井田 貴子  新潟大学, 医歯学総合病院, 医員 (60790285)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード歯根膜 / コラーゲン / 歯学 / 力学的刺激 / SPARC / DDR2 / コラーゲン線維
研究成果の概要

マウスの歯根膜由来細胞を用いて、DDR2阻害剤による経路遮断がコラーゲン線維形成へ与える影響について検討を行っている。具体的には、DDR2阻害剤(AZ628)の存在下で歯根膜由来細胞を培養し、LOX遺伝子発現およびLOXタンパクの酵素活性測定を行うとともに、Picrosirius red染色によるマトリックスの成熟度を評価している。
SPARCはカルシウム結合部位をドメイン内に持つことから、低カルシウムラットモデルを用いることとした。μCTにて得られた3次元画像を用いて骨構造解析を行った結果、通常餌群と比較して低カルシウムラット群では上顎骨の皮質骨および海綿骨において骨密度低下を認めた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

力学的刺激による歯根膜線維の成熟を司る分子機構の解明は、患者個人によって異なる、力に対する応答の多様性を理解するために重要な知見となる可能性がある。本研究に期待される成果は、力学的刺激による歯根膜恒常性維持機構の解明という観点から歯科医学に貢献するだけでなく、コラーゲンレセプターによる力学的刺激の伝達機構の解明という観点から生命科学の発展に寄与する。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi