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析出型アパタイトによる内在性顎骨細胞の賦活化

研究課題

研究課題/領域番号 18K17153
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57050:補綴系歯学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

田中 謙光  鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (00610049)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード間葉系幹細胞 / アパタイト / ヒアルロン酸 / 骨補填剤 / 間葉系骨芽細胞 / 骨補填材 / 骨髄間葉系幹細胞
研究成果の概要

本研究は、間葉系幹細胞(MSC)の足場となりうる新規骨補填材の開発を目的とする。in vitroにおけるアパタイトコートヒアルロン酸(ACH)とMSCの生体親和性を評価した結果、ACH上でMSCの細胞増殖、細胞伸展が確認された。次に、種々のイオンを炭酸アパタイト上に析出させた新規骨補填材の開発を目指して、2価金属イオンを炭酸アパタイトディスク上に析出させることを試み、ストロンチウム(Sr)コート炭酸アパタイトの作製に成功した。次にSrコートアパタイト上にMSCを播種した結果、Srコートアパタイト上に接着が確認された。接着したMSCは非コーティングアパタイト上に培養した細胞と同様の形態を示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アパタイトコートヒアルロン酸(ACH)、およびストロンチウム(Sr)コート炭酸アパタイトが抗原性なく、内在性顎骨細胞としてのMSCを賦活化するための足場となることで骨化促進作用が計られ、さらに骨形成能を持つMSCと合わせることで、骨増生法の最大の欠点である治療期間の長期化を解決することができる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Relationship between cortical bone thickness and implant stability at the time of surgery and secondary stability after osseointegration measured using resonance frequency analysis2018

    • 著者名/発表者名
      Kenko Tanaka, Irena Sailer, Ryosuke Iwama, Kensuke Yamauchi, Shinnosuke Nogami, Nobuhiro Yoda, Tetsu Takahashi
    • 雑誌名

      Journal of Periodontal & Implant Science

      巻: 48 号: 6 ページ: 360-372

    • DOI

      10.5051/jpis.2018.48.6.360

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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