研究課題/領域番号 |
18K17185
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57060:外科系歯学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
山本 佳代子 大阪医科薬科大学, 医学部, 助教 (70814094)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生体材料 / 人工骨 / バイオマテリアル / 積層造形 / チタン / 表面処理 / 骨再生 / 混酸・加熱処理 / 骨セメント / 口腔顎顔面債権外科 / 抗菌性チタン人工骨 / 再生医療 / 純チタン粒子 / 積層造形チタン |
研究成果の概要 |
骨を腫瘍や外傷で喪失した場合の機能回復は、自家骨移植、人工骨移植などが行われている。しかし、自家骨移植においては、移植骨の骨採取に伴う二次的組織損傷、移植骨採取量の限界、そして術後の感染のリスクが大きな問題となる。一方人工骨は、術後の整容性回復や周囲組織との炎症反応などが問題となっている。 この研究では、選択的レーザー溶融法(SLM法)を用いて、いかなる形態の骨欠損部にも適合可能な積層造形チタン人工骨を作製し、さらに骨再生能を持つ表面処理を施した生体活性型チタン人工骨と人工骨固定のための新規骨セメントの開発を行い実用化のための基礎データとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究では、選択的レーザー溶融法(SLM法)を用いて、いかなる形態の骨欠損部にも適合可能な積層造形チタン人工骨を作製、さらに骨再生能を持つ表面処理を施した生体活性型チタン人工骨と人工骨固定のための新規骨セメントの開発を行い実用化のための基礎データとした。すでに基礎医療分野で研究されている、金属粒子に抗菌力を付与する最新技術をハイブリッドさせ、人工骨のコアマテリアルである純チタン微粒子に抗菌力を付与することで、世界初の抗菌力を有するチタン人工骨および骨セメントの開発が可能であると考えている。
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