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半導体レーザーを用いた新たな癌治療法開発とアブスコパル効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K17222
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

山口 聡  名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (70778670)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード口腔癌 / 半導体レーザー / 腫瘍免疫 / アブスコパル効果
研究成果の概要

口腔癌に対しては集学的治療が行われているが、超高齢者や合併症を有する場合には適用が困難な場合がある。従来の集学的治療を補う、副作用や侵襲が小さく効果的な治療法の開発が望まれている。本研究では扁平上皮癌を移植したモデルマウスを用いて半導体レーザーの治療効果を検討した。半導体レーザー照射は腫瘍細胞のアポトーシスを誘導し、増大を抑制することが明らかとなった。アブスコパル効果については、その傾向がみられたものの、照射法や増加作用をもつ薬剤の併用などが必要と考えられた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

半導体レーザーを利用した癌治療は、これまでの集学的治療とは異なり副作用や侵襲の小さな治療法を提供できる可能性がある。またそのアブスコパル効果を効率的に誘導することができれば、遠隔転移を有する癌患者に行われてきた化学療法を中心とした治療とは全くアプローチの異なる、画期的な治療法となる可能性がある。今後も腫瘍免疫学的な観点から治療効果とそのメカニズムの検証が必要である。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 半導体レーザーを用いた扁平上皮癌の治療効果の検討2018

    • 著者名/発表者名
      山口 聡,山本憲幸,西川雅也,市村典久,加納史也,日比英晴
    • 学会等名
      第63回日本口腔外科学会総会・学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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