研究課題/領域番号 |
18K17304
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 松本歯科大学 (2019-2020) 愛知学院大学 (2018) |
研究代表者 |
出分 菜々衣 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (40747268)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自立高齢者 / Substance P / 嚥下機能 / 骨格筋量 / 介護予防 / 口腔機能 / 臼歯部咬合 / 現在歯数 / 高齢者 |
研究成果の概要 |
近年、高齢者の口腔機能および嚥下機能が全身の健康にどのような影響を及ぼすかについて研究が進められている.本研究では,地域在住高齢者を対象として嚥下機能と現在歯数,咬合状態および骨格筋指数との関連について明らかにすることを目的として研究を行った.介護予防事業に参加した高齢者236名(男性88名:平均年齢75.9±7.4歳,女性148名:77.6±6.5歳)とした. 本結果より,地域在住高齢者の女性においては,臼歯部の咬合支持喪失が嚥下機能低下に関連する可能性が示唆された.また、自立高齢者は一定のSubstance P値を維持している可能性が考えられる.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、口腔機能、Substance P(SP)を用いた嚥下機能の評価および全身およびとの関連について明らかにすることで、高齢者の唾液中SP濃度計測による簡便な嚥下機能評価について検討した。自立高齢者において、SP値と反復唾液嚥下テストの関連については有意な傾向を示した。また、自立高齢者は入院患者や要介護者と比較し、一定のSP値を維持している可能性があり、今後は対象に自立高齢者以外に要介護状態の高齢者を加え比較し検討を続けていく必要がある。
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