研究課題/領域番号 |
18K17396
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
辰巳 友佳子 帝京大学, 医学部, 講師 (00757685)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 家庭血圧 / 食後血糖 / 血圧コントロール / 食後高血糖 / 家庭血圧測定 / 健康診断 / 糖尿病 / 高血圧 / スクリーニング |
研究成果の概要 |
・食後高血糖:簡易糖負荷試験の実証試験として指先末梢血の血糖測定による糖負荷試験を計画していたが、COVID19の流行により試験は実施できなかった。しかし、研究期間中に、指先末梢血採血ではなくFlash Glucose Monitoring(FGM)を用いた、より被験者に侵襲や痛みのない血糖推定法による簡易糖負荷試験の計画に切り替え、FGMの実現可能性について検討を進めている。 ・家庭高血圧:大規模アンケートを実施し、職域集団において家庭血圧測定実施者の特徴や家庭血圧測定を実施することと血圧コントロールとの関連を分析し、成果を公表した。 ・食後高血糖と家庭高血圧の関連を既存データを用いて分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食後高血糖は、通常の採血で測定できる空腹時高血糖やヘモグロビンA1cからは発見しにくいため、糖分を摂取した後の血糖測定が非常に重要である。現代の標準的な方法では被験者の苦痛が大きいため、出来るだけ侵襲や痛みを伴わず、簡易的に食後高血糖を測定することは非常に重要である。 家庭血圧は将来の脳心血管疾患を予防するために非常に重要であるが、高血圧の治療を受けていても測定が習慣化している者とそうでない者がいる。習慣化していない者に測定を促すためには対象者の傾向を理解し、家庭血圧を測定することが血圧コントロールにつながることを証明し、その利点を対象者に示すことが重要である。
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