研究課題/領域番号 |
18K17440
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
岩本 敏志 東海大学, 医学部, 助教 (20803331)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 重症患者 / 他動運動 / 近赤外線分光法 / 骨格筋 / 非活動筋 / 近赤外分光法 / 筋血液量 / 腓腹筋 / 前腕屈曲筋群 / 反復他動的ストレッチング / 健常成人男性 / 前腕屈筋群 / 対側上下肢 / 長掌筋 / 他動的運動負荷 / 骨格筋微小循環 |
研究成果の概要 |
本研究では、一側の腓腹筋における他動的運動負荷中の四肢骨格筋での血液量及び循環動態について検討した。健常成人男性を対象としてNIRSを用いて活動筋と非活動筋の血液量の調査を行った。測定の結果、四肢骨格筋の血液量の変化には、脳神経が関与していることや全身性の循環調節の作用とは異なる機序によるものが推察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、他動的運動負荷中の四肢骨格筋の血液量及び循環動態に関する基礎的データを得た。このようなデータを更に積み上げていくことで最終的には看護師が患者に提供する”安全で効果的な他動運動”の解明に向けたエビデンスとなる。また、重症疾患治療後の四肢筋力低下(ICU-acquired weakness:ICUAW)や高齢に伴うサルコペニアに関する予防の評価の一助になると考えている。更に本研究の成果の先には、重症患者のみならず運動不足による健康障害を呈するリスクがある様々な年代の人々の運動プログラム構築に対する科学的なエビデンスとして応用できることを期待している
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