研究課題/領域番号 |
18K17494
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
浅井 恵理 岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (40766408)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 心不全 / エンドオブライフケア / 高齢者 / 慢性心不全 |
研究成果の概要 |
高齢慢性心不全患者は、日常生活上の変化から病状の悪化を実感しており、自身の病状を自分なりに解釈し、これまでの生活習慣を振り返る等して病状悪化の原因を見定め【自立・自律した生活を保持するための工夫】を行っていた。老化の実感によっても、日々の生活調整を行っていた。 そのため、病状の悪化や老化に対峙している患者が自身の疾患の経過を踏まえ、現在の自分の状況を認識し<これからどのように生きていきたいかを自己決定できる>ために[患者の大切にしたいことを確認する][患者が今後どのように生きたいか話をする機会を意図的に設ける][患者が望む生活を送ることができるよう支援する]ことが重要であると示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により開発した看護モデルに基づいた実践を行うことで、各々の看護師の経験知による看護実践上のアセスメント・判断の指標に基づいた実践に加え、一般化されたモデルに基づいた実践により、看護の質の保障・向上が期待できると考える。高齢慢性心不全患者の増加に伴い、循環器疾患の専門病院に限らず、地域の中核病院やクリニック等、循環器看護に精通している看護師以外も多く心不全患者に関わるため、本モデルの活用により、広く高齢慢性心不全患者への看護の質の向上につなげられると考える。
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